原点ハマスタで復活星の阪神・岩貞 今も忘れぬ闘将のハッパ「100点取られても次使う」

2025年4月25日(金)5時15分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 阪神4—2DeNA(2025年4月24日 横浜)

 【記者フリートーク】因縁深い横浜スタジアムで、阪神・岩貞が復活の1勝を挙げた。この日が通算22試合目。新人だった14年8月17日のプロ初勝利を含む通算5勝のうち、最も記憶に刻まれているのが16年4月2日の白星。3年目で初めて開幕ローテーション入りし、迎えたシーズン初戦だ。

 「おい、きょうは何点取られるんや?」

 プレーボール直前。ベンチ裏でド緊張の最中にいると、金本監督から頭を叩かれた。「頑張ります…」と声を絞り出すのがやっとの左腕は、闘将に「100点取られても次使ったるから、思い切っていけ!」と猛烈にハッパを掛けられた。気がほぐれた24歳は7回零封、毎回の12奪三振。33歳の今も回想する感謝の一戦は、間違いなく岩貞の原点だ。 (阪神担当・八木 勇磨)

スポーツニッポン

「復活」をもっと詳しく

「復活」のニュース

「復活」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ