【NBA】グリズリーズ3連敗...最大29点差から大逆転負け モラント腰負傷で河村勇輝も心配な表情見せる
2025年4月25日(金)13時26分 スポーツニッポン
◇NBAプレーオフ1回戦・第3戦 グリズリーズ108ー114サンダー(2025年4月24日 フェデックス・フォーラム)
グリズリーズ(西第8シード)は24日(日本時間25日)、西プレーオフ(PO)1回戦第3戦でサンダー(西第1シード)と対戦。第1Qは最高の立ち上がり見せたが、第2Qにエースのジャ・モラントが負傷交代。そこから流れが一転し、最大29点リードをひっくり返されて大逆転負け。3連敗で1回戦突破へ厳しい状況となった。
敵地で2連敗を喫したグリズリーズ。本拠地に移動して迎えた第3戦は第1Qは最高の立ち上がりを見せた。スコッティ・ピッペンJr.が4連続3Pシュートを含む14得点を記録。チーム全体でも3P成功率53.3%(15本試投で8本成功)と高確率で決めるなど、このクオーターは40—29とリードして終えた。
しかし第2Qにアクシデントが襲った。残り3分15秒にスコッティ・ピッペンJr.のパスカットから速攻。ボールを運んだピッペンJr.は、後ろから走ってくるモラントにバウンズパスした。モラントはボックス内で踏み切った瞬間に、体勢を崩していたサンダーのルーゲンツ・ドートと激しく接触。倒れ込んだモラントは、もん絶の表情でなかなか立ち上がれなかった。2WAY契約で試合には出場できないがチームに同行している河村勇輝も心配な表情を見せていた。
足を引きずりながらも何とかフリースローまで打ち切り、仲間の肩を借りてロッカールームに下がった。そして77—51と26点リードで前半を折り返した。
しかしエースを失った代償は大きかった。第3Qは18—36と26点リードが一気に8点リードまで縮まった。最終Qも立て直せず、最大29点差をひっくり返される大逆転負けを喫して3連敗を喫した。