【NBA】グリズリーズ“エース”モラントの躍動でPO進出!ヒートは死闘制して史上初10位からPOへ

2025年4月19日(土)13時4分 スポーツニッポン

 ◇NBA・プレーイントーナメント(2025年4月18日)

 NBAは18日(日本時間19日)、東西プレーオフ(PO)最後の1枠を懸けたプレーイン・トーナメント2試合が行われた。東カンファレンスは10位ヒートが延長戦に突入する死闘を制して、8位ホークスを下してPOへのラスト切符を勝ち取った。西カンファレンスは8位グリズリーズが10位マーベリックスに快勝してPO進出を決めた。この結果によって、POに進出する東西全16チームが確定した。PO1回戦は19日(同20日)に開幕する。

 東カンファレンスの第8シードを懸けたホークスVSヒートは、延長戦突入の死闘となった。

 ヒートは第1Q開始早々から10ー0のランと最高の立ち上がりを見せた。そのままリードして前半を折り返した。しかし後半は、第4Qに逆転を許すなどシーソーゲームの展開になった。106ー106の同点で延長戦に突入。残り4分11秒にタイラー・ヒーローが3Pシュートを沈めると、続けてデイビオン・ミッチェルの2連続3Pシュートで一気に相手を突き放した。残り25秒にもミッチェルの3Pシュートでトドメを刺した。123ー114で勝利して死闘を制した。

 試合後にヒーローは「今季は10連敗するなど難しいシーズンだったけど、チームはチャレンジする精神で戦い続けられた。(キャバリアーズとの1回戦に向けて)オフェンスが素晴らしいし、エキサイティングだけどしっかり準備して戦う」とプレーオフへ意気込んだ。

 プレーイン・トーナメント制度導入後、10位チームがプレーオフに進出するのは史上初。第8シードを獲得したヒートは、プレーオフ1回戦で東1位のキャバリアーズと対戦する。

 西カンファレンスはグリズリーズとマーベリックスが対戦。第1Qから怪我を負いながらも痛み止めを打って強行出場した“エース”ジャ・モラントがエンジン全開。このクオーターだけで12得点を記録。第2Q開始早々に10—0のランでリードを広げて、前半は最大25点リードを奪うなど有利に試合を進めた。

 後半に入っても得点を重ねたグリズリーズ。ジャレン・ジャクソンJr.がチーム最多24得点、モラントも22得点などスタメン5人全員が2桁得点とマークし、前半からのリードを守り切って120—106で勝利した。PO最後の椅子を掴み取った。勝利したグリズリーズはPO1回戦で西1位のサンダーと対戦する。

【東西プレーオフ1回戦の組み合わせ】

・キャバリアーズ(東第1シード)—ヒート(東第8シード)

・セルティックス(東第2シード)—マジック(東第7シード)

・ニックス(東第3シード)—ピストンズ(東第6シード)

・ペイサーズ(東第4シード)—バックス(東第5シード)

・サンダー(西第1シード)—(西第8シード)

・ロケッツ(西第2シード)—ウォリアーズ(西第7シード)

・レイカーズ(西第3シード)—ウルブズ(西第6シード)

・ナゲッツ(西第4シード)—クリッパーズ(西第5シード)

スポーツニッポン

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