今季は成績低迷も…マンU指揮官は今夏の補強に自信「誰もがプレーしたいと思う」

　マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督が、今夏の移籍市場に向けて前向きな姿勢を示した。25日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　今シーズンのマンチェスター・ユナイテッドは、昨夏にエリック・テン・ハフ前監督との契約を延長して開幕を迎えたが、昨年10月末に成績不振を理由に解任し、スポルティングからアモリム監督を招へいした。ヨーロッパリーグ（EL）では準決勝まで駒を進めているものの、プレミアリーグでは33試合終了時点で10勝8分け15敗の勝ち点「38」で14位に低迷している。

　プレミアリーグ創設以来最悪のシーズンとなりそうなマンチェスター・ユナイテッドだが、ELで優勝すれば来季のチャンピオンズリーグ（CL）出場権も獲得することができる状況にある。それでも、アモリム監督は仮に欧州大会の出場権を獲得できなくても、クラブの魅力が高いことから、今夏の移籍市場でも望むような補強を実現することができるとの自信を口にした。

「ここはマンチェスター・ユナイテッドだ。私の考えではこのクラブでプレーしたい選手はたくさんいると思う。今のクラブを見れば、スタッフや選手の流出、監督交代、そして結果という様々な問題を抱えていることはわかっているし、少し問題があるように見える」

「しかし、私たちには明確な考えがある。それが選手たちに説明するのに一番簡単な部分でもある。そして、ここはマンチェスター・ユナイテッドだ。誰もがマンチェスター・ユナイテッドでプレーしたいと思っている」