BR東京・マットソンHC、埼玉との接戦落とし「チャンスはつくったが生かし切れなかった」
2025年4月26日(土)20時25分 スポーツニッポン
◇NTTジャパンラグビーリーグワン1部第16節 BR東京21—27埼玉 BR東京(2025年4月26日 埼玉・熊谷ラグビー場)
BR東京は首位・埼玉に21—27で敗れ、今季2度目の連勝を逃した。7点差以内の負けで付与されるボーナスポイントの勝ち点1を死守したが、5勝11敗の勝ち点28で8位。上位6チームで争うプレーオフ進出へ崖っぷちに立たされた。
BR東京は接戦を演じたが、終盤に力尽きた。後半25分には一時3点差まで迫ったが、鉄壁の相手ディフェンスの前にあと一歩及ばず。好機での決定力も欠き、タンバイ・マットソン・ヘッドコーチは試合後の会見で「リーグワンの中でも一番のチャレンジと言える一戦。そこに対する準備は誇りに思う」と語りつつ「チャンスはつくったが生かし切れなかった。残念だ」と悔しがった。
埼玉対策のメンバー編成だった。これまでFBが主戦場だった伊藤耕太郎(23)を初めてSOで先発起用し「相手はあまり耕太郎(に関する特徴や情報)のことは知らないと思うので、アタックも違った絵を見せたかった」と指揮官。伊藤はトライを奪うなど起用に応え、今後におけるSO陣の選択肢が広がった。
チームはともに初となるPO進出&6位を狙う。次節はPO6枠目を争う東京SG戦。指揮官は「チームは6位以上の結果を残したことがない。入れば凄くエキサイティングなことだ」と前を向いた。