渋野日向子「見えない方がいいんじゃないか」暗闇の中バーディーフィニッシュ

2025年4月26日(土)11時17分 スポーツニッポン

 ◇米女子ゴルフツアー シェブロン選手権第2日(2025年4月25日 テキサス州 カールトンウッズ・クラブ=6911ヤード、パー72)

 第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われたが、濃霧の影響でスタートが遅れたため、日没サスペンデッドとなった。

 61位で出た渋野日向子(26=サントリー)は4バーディー、3ボギーの71で回り、通算イーブンパーで暫定40位に浮上し予選通過を確実にした。

 カットラインが気になる中での2日目。5番までにスコアを2つ落とした後、6番からの3連続バーディーで盛り返して後半に突入した。

 午後の遅い時間にスタートした渋野の組は18ホールを完了できるかどうか危うかった。「前半は緊張していたけど、最後の方は早く回らなきゃという方が強くて、逆にリラックスしてできた」。

 日没を迎え18番パー5に到達した時には午後8時を過ぎていた。真っ暗でターゲットを確認するのにも一苦労という状況だったが、第3打を2メートルにつけると、暗闇の中、パットをカップの真ん中から沈めてバーディーフィニッシュ。

 「最後は見えない方がいいんじゃないかと思うくらいのパットが、真ん中から入ってくれたので、いい終わり方ができた。暗闇でやるのは初めてだったので、なんか楽しんでやっていた」と笑った。

 フェアウエーキープ率85・71%、パーオン率88・89%とショットは好調だった。しかし34パットとグリーン上で苦しんだ。「ことごとくパットが駄目だった。明日はもっとパットでバーディーをいっぱい取りたい」。首位とは7打差。週末に向けて「まだまだ上位に行けるチャンスはあると思う」と気合を入れ直した。

スポーツニッポン

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