パイレーツ指揮官 全米中継のスキーンズ対山本由伸のサイ・ヤング賞候補対決に期待「楽しい夜になる」

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　◇ナ・リーグ　パイレーツ—ドジャース（2025年4月25日　ロサンゼルス）

　パイレーツのデレク・シェルトン監督（54）が25日（日本時間26日）、敵地でのドジャース戦前に取材に対応。パイレーツのポール・スキーンズ投手（22）とドジャースの山本由伸投手（26）によるナ・リーグサイ・ヤング賞候補の注目の投げ合いについて語った。

　指揮官は2投手の投げ合いについて「全米中継の試合ですし、素晴らしい球を持っている2人の投手が登板して、それぞれがしっかり投球を組み立てられる能力もあるので、楽しい夜になると思います」と期待を込めた。

　強力ドジャース打線と対戦するスキーンズについては「まず第一に相手はエリート級のラインアップです。複数のMVP選手がいる現ワールドシリーズ王者ですから。プラス、（カリフォルニア州出身の）スキーンズに限らず、故郷に戻ってプレーするのはどんな選手にとってもうれしいことです。今日は多くの人たちがここに来てくれることを期待しています」と話した。

　スキーンズは新人だった昨季ドジャースと2度対戦して1勝1敗だった。昨季の登板については「彼のキャリアはまだ少しですが、彼には『相手がどう攻めてくるか』と『自分が何をすべきか』という知識が蓄積されています。今夜もそうした経験を活かして臨んでくれるでしょう」と全幅の信頼を寄せた。

　ドジャースの打線の印象については「とても素晴らしいですね。今回のシリーズでは、ドジャースのフルメンバーのラインアップと対戦しますし、3人の非常に良い先発投手たちとも当たることになります。野球界最高クラスのチームを相手に、自分たちがどう対応できるかを見るのを楽しみにしています」と語った。

　大谷とスキーンズの昨季対戦成績は、6打数2安打1本塁打も3三振だった。大リーグ公式サイトもスキーンズと山本の投げ合いについて「球界屈指の投手同士の投げ合い」と試合前から大々的に報じている。