広島・黒原、葛藤の日々「ダメな時にどうするかは想像している」 左膝手術も選択肢に入れリハビリ専念

2025年4月26日(土)8時0分 スポーツニッポン

 広島・黒原拓未投手(25)は葛藤の日々を送っていた。春季キャンプ中の2月3日に左膝の違和感を訴え、同6日から3軍リハビリ組で過ごすこと約3カ月。大野練習場でリハビリを続ける左腕が現状を明かした。

 「普通に投げる分にはそこそこ投げられますが、(平地と傾斜では)感覚は全然違います。最近はブルペンには入らず、リハビリで体の状態を見ながら、パフォーマンスが上がってくるのを待っている。去年と比べたら自分的にも良くない感じがするので、今後はどうなるか分からない」

 昨年10月に左膝半月板を痛めていたが、保存療法を選択。オフも患部のケアを行いながら、今季に向けた準備を進めてきたが、春季キャンプ序盤でぶりかえし、離脱を余儀なくされた。3月に入り、一度はブルペン投球も再開したが、今は強度を落としてウエートトレーニングを中心に、リハビリに努めている。

 「(気持ちの面も)難しいですけど、ダメだと思ったら手術も視野に入れている。今後したほうがいいと思ったら、しますし、ダメな時にどうするかというのは、いろいろ想像している。(手術するかは)体の状態を見て、決めていきたい」

 昨季は自己最多53試合に登板して4勝3敗、3ホールド、防御率2・11の成績を残した。今季はけがの影響で苦しいスタートとなったが、「まずは体の状態を見ながら、頑張っていきたい」と必死に前を向き、復帰への道を模索している。(記者コラム・長谷川 凡記)

スポーツニッポン

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