負傷交代のヤクルト・長岡は病院へ 高津監督「明日すぐっていう感じではない」相次ぐ主力離脱に悩ましげ
2025年4月26日(土)19時53分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ ヤクルトー中日(2025年4月26日 バンテリンD)
ヤクルト・長岡秀樹内野手(23)が26日、中日戦(バンテリンドーム)の試合中に負傷交代するアクシデントが発生した。
「5番・遊撃」でスタメン出場。2回の第1打席、中日先発・松葉が投じた5球目をスイングし、打球は投手のグラブをかすめて遊ゴロとなった。
一塁に向かって走り出したが、右膝を痛めたようでベースまで到達できずに塁間で動けなくなった。ベンチから飛び出してきた大松打撃コーチとトレーナーに両肩を抱えられてベンチに退き、直後の守備から武岡が遊撃のポジションに入った。
長岡は20日の巨人戦(神宮)で守備の際に右膝を強打した。「自分以外の誰にも(遊撃を)守らせたくないという気持ちと、自分がずっとあの場所にいたいという気持ちがあるので。ケガを恐れていては駄目。いつも通り全力でできれば」と話して試合出場を続けていた。
20日に痛めた箇所との関連など詳細は不明。村上や塩見が負傷離脱する中、昨季は最多安打のタイトルを獲得した正遊撃手が戦列を離れることになればチームにとって大きな痛手となる。
試合後、高津監督は、痛めた箇所は「下半身ですね」とした上で「今、病院に行ってて、なんとも言えないんだけど、見ての通り歩行困難なぐらいなので。まだちょっと報告も聞いてないからあれだけど、そんな簡単にすぐ明日ゲームに出れるっていう感じではないでしょうね」と述べた。
主力の相次ぐ離脱に「人がいないので、どうしようかなと思ってますけどね。いろいろ、相談してやっていくしかないので。明日もゲームがあるのでいろいろ考えたんですけど」と悩ましげだった。