西郷真央「凄く評価できる」バーディー量産で優勝争いへ
2025年4月26日(土)9時0分 スポーツニッポン
◇米女子ゴルフツアー シェブロン選手権第2日(2025年4月25日 カールトンウッズ・クラブ=6911ヤード、パー72)
第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われ、16位から出た西郷真央(23=島津製作所)が6バーディー、2ボギーの68をマークし、通算6アンダーに伸ばした。ホールアウト時点でトップと1打差の暫定2位。
中継局WOWOWのインタビューでは「今日は昨日より安定したプレーができたのでスコアをまとめやすかった。もったいないロング(パー5)のボギーはあったけど、それ以外は凄くいいプレーができたので、凄く評価できる」と話した。
2日目は濃霧の影響でスタートが大幅に遅れた。インから出た西郷は3ホール目の12番パー3で2メートルにつけてバーディーを先行させ、16番、17番では連続バーディー。前半で3つ伸ばして折り返した。
後半は寄せのミスが出た1番でスコアを落とし、3番で4メートルを沈めた直後、バーディーが欲しい4番パー5でボギーと足踏みしたが、2メートルにつけた6番と8番で取り返した。
「フェアウエーをキープすればプリファードライが採用されていたので、ディスタンスコントロールがしやすい。そのマネジメント通りにできた」。フェアウエーを外したのは2ホールだけ。安定したティーショットが好スコアの支えになった。
昨年はカットラインに1打届かず予選落ちに終わった。その後、何度も優勝争いに加わり新人賞を受賞した23歳は米ツアー初勝利、そしてメジャーのビッグタイトルが狙える位置で週末を迎える。
「ショットの安定感を残り2日間も続けていきながら、パットを決めきれるゴルフをしたい」。気力に満ちた言葉で締めくくった。