日本ハム・伊藤を輩出した北洋大 ラストシーズン初戦白星発進 学生数減少により今季限りで休部

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　◇北海道六大学野球春季リーグ戦第1節第1日　北洋大1（延長10回）0北海道教育大旭川校（2025年4月26日　北海道苫小牧市とましんスタジアム）

　26日に開幕した北海道6大学野球春季リーグ戦で、北洋大が延長10回、1—0で北海道教育大旭川校を退けて初戦を飾った。北洋大は、前身の苫小牧駒大時代の20年に伊藤大海投手を日本ハムのドラフト1位で輩出。伊藤が大学2年時に全日本大学選手権に出場した18年春を含め3度リーグ優勝も、学生数の減少により今季限りで休部となる。

　今年の部員は4年生10人、3年生3人、2年生1人で1年生は不在。この日10回を2安打完封した最速146キロ右腕・藤田和来（4年、岐阜聖徳学園）は「楽しんで投げていきたい」。99年の創部から指揮を執り、伊藤の恩師でもある大滝敏之監督（70）は「今年度が最後。選手14人で一致団結してやりたい」と話した。