三菱重工West・鷲尾昂哉 9回からの1イニングをわずか8球で3者凡退 今後に収穫の救援登板
2025年4月26日(土)12時57分 スポーツニッポン
◇JABA京都大会 三菱重工West5—3ツネイシ(2025年4月26日 わかさスタジアム京都)
三菱重工Westが接戦を制し、予選リーグを2勝1敗の3位で終えた。5—3の9回からは4番手として鷲尾昂哉投手(24)が登板。1回をわずか8球で3者凡退に封じた。
「リリーフでしたので、先発と違って良いボールをどんどん投げることをテーマにしていました」
直球とフォークの2球種で圧倒した。先頭の相手4番を三ゴロに抑えると、続く打者は三邪飛。最後は一ゴロに退け、試合を締めた。
先発して7回途中4失点だった24日の日本生命戦から中1日での登板。「カウント負けして置きにいったところを打たれた」と2被弾を反省し、この日はストライク先行を心がけた。投じた8球のうち、ボールはわずか2球。救援として結果を残せたことは、5月7日からのJABA九州大会、その先の都市対抗近畿地区2次予選に向けての大きな収穫だった。
「九州大会までに直球の精度を上げて、しっかり長いイニングを投げられるようにしていきたい」
入社3年目の最速150キロ右腕が、今後のフル回転を誓った。