佐々木朗希は「効率性という点で今季最高」ロバーツ監督が絶賛!…6回途中3失点粘投
2025年4月27日(日)17時21分 スポーツ報知
◆米大リーグ ドジャース8—4パイレーツ(26日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・佐々木朗希投手(23)が26日(日本時間27日)、本拠地・パイレーツ戦に先発し、6回途中でメジャー自己最多93球を投げ、5安打4奪三振、3失点と粘りの投球を見せたが、メジャー初勝利はお預けとなった。試合後、取材に応じたロバーツ監督は「朗希はストライクを投げる精度、効率性という点では今季最高の出来だったかもしれない。打者をうまく管理し、変化球と速球を使い分けていた。彼にとって今季ベストの内容だった」と絶賛した。
佐々木は初回、ボール気味の外角高め96・8マイル(約155・8キロ)の初球を身長201センチの1番・クルーズに捉えられ、先頭打者弾を浴びた。それでも、6回途中3失点にまとめ、指揮官は「(初回の)初球を打ったクルーズのホームランは本当に印象的だった。あの球に手を出したこと自体に驚いたし、しかもそれをホームランにできたことにはさらに驚いた。だが朗希はその後は非常にうまく立て直した。あの一発にひるまず、ストライクゾーンにしっかり投げ続けた。成長の証。走者が出た状況でも試合が進むにつれて冷静に対応でき、必要な場面でゴロを打たせ、ダメージを最小限に抑えられるようになった」と目を見張った。