ドジャース・朗希 MLB初QS 初勝利スルリも前進!6回2安打2失点

2025年4月21日(月)1時30分 スポーツニッポン

 ◇インターリーグ ドジャース3—4レンジャーズ(2025年4月19日 アーリントン)

 着実に前進している。ドジャース・佐々木が19日(日本時間20日)、敵地でのレンジャーズ戦で6回2安打2失点。メジャー5試合目の登板で初めてクオリティースタート(6回以上自責点3以下)をマークした。

 最速96・9マイル(約155・9キロ)。初回は94・1マイル(約151・4キロ)しか出なかった。「僕もびっくりした」とするほど直球が走らなかった登板。3回にはヒガシオカに2ランを浴びたが、第3の球種で粘りを見せた。

 過去4試合で全体の12・8%だったスライダーを多投。この日は32%の25球投じ、カウント球として投球を組み立てた。「ごまかしながら」と表現したが、軸になる直球、スプリット以外で23年の世界一打線を2安打。78球でメジャー最長の6回を投げきりデーブ・ロバーツ監督も「2球種だけであるべきではないと理解し始めている。効率的だった。試合を重ねるごとに自信を深めている」と評価した。

 勝利投手の権利を持って降板も、大谷不在の打線は、4回に3得点した後、5回以降はわずか1安打。9回にイエーツが逆転サヨナラ2ランを浴び、連勝が4で止まった。メジャー初勝利はまたもお預けとなったが、佐々木は「全体的にコントロール良くストレートも変化球も操れていた」と手応え。「これまでの登板でブルペンに迷惑をかけてきたので、いつも助けてもらっている分たくさんイニングを投げて毎試合勝ちを目指していけたら」と前向きに次回登板への決意を示した。(杉浦大介通信員)

スポーツニッポン

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