【ブリーズアップセール】ナダル産駒「ティックルゴールドの2023」がセール史上最高額5400万円で落札

2025年4月29日(火)16時37分 スポーツ報知

5400万円で落札された「ティックルゴールドの2023」(カメラ・荒牧 徹)

 JRAが購入、育成した2歳馬のトレーニングセール「2025 JRA ブリーズアップセール」が4月29日、中山競馬場で開催された。今年で21回目を迎えて、オンラインビッドシステムによる購買を含むセリ方式で行われた。上場頭数は76頭で、75頭(牡馬40頭、牝馬35頭)が売却された。

 例年以上に活発なセリが行われたなか、ナダル産駒の牝馬「ティックルゴールドの2023」は、5400万円で安原浩司氏が落札した。牡馬、牝馬を通じて同セール史上最高額での落札で、ダートで実績を残しているナダル産駒が2年連続で最高額という結果になった。

 ブリーズアップセールには初参加だった安原氏は「馬もよかったですし、秋山真一郎調教師に見ていただいて、この馬を推薦していただいた。(JBCレディスクラシックを制した叔母の)アンジュデジールや(叔父の)アルドーレも(所有馬として)よく走ってくれていて、僕のゆかりの血統だったので、何としてでもと思っていました。予算は上回りましたが」と、満足げに語った。

 預託先となる秋山調教師は「動きが良かったです。まずはゲート試験合格を目指して、そのまま使うのか、放牧するかは、それから考えることになると思います」と説明した。

スポーツ報知

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