【柔道全日本選手権】100キロ超級世界選手権代表の太田彪雅は準々決勝敗退「悪いところが全て出た」

2025年4月29日(火)20時57分 スポーツニッポン

 ◇柔道天皇杯全日本選手権(2025年4月29日 東京・日本武道館)

 体重無差別で男子の日本一を決める伝統の大会が行われ、100キロ超級で世界選手権代表の太田彪雅(27=旭化成)は準々決勝で香川大吾(28=ALSOK)に敗れた。

 初戦(2回戦)は小川竜昂(31=日本製鉄)に判定勝ち。続く3回戦は平野匠啓(天理大1年)に内股で技ありのポイントを取って優勢勝ちを収めた。迎えた準々決勝、互いに技によるポイントがないまま試合時間の5分が過ぎて判定負け。「初戦から旗判定で苦しい戦いが続いた。自分の柔道を発揮することができなかった。今日は技出しも遅かったのでダメ。自分の悪いところが全て出た」と反省を口にした。試合時間内に決着がつかなかった場合は旗判定のため、積極的な攻めや手数が重視される。その中で「相手の方が先手先手で、自分が後手に回ってしまった」と敗因を分析した。

 今月6日の全日本選抜体重別選手権では100キロ超級で3連覇を達成し、世界選手権(6月、ハンガリー・ブダペスト)の代表に内定。最重量級の国内最強選手として今大会4年ぶりの優勝を狙ったが、準々決勝で姿を消した。次戦は5月9日開幕のグランドスラム・アスタナ大会に臨む。「ルールも足持ちなしに戻るので、切り替えて海外選手の対策をして挑んでいきたい」と前を向いた。

スポーツニッポン

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