横綱・豊昇龍、夏場所へ本格始動 幕内・明生らと14番全勝「やることをしっかりやっていく」

2025年4月30日(水)19時58分 スポーツ報知

夏場所に向けて部屋での稽古を開始した豊昇龍(カメラ・林 直史)

 大相撲の横綱・豊昇龍(立浪)が30日、夏場所(5月11日初日、両国国技館)に向けて、東京・台東区の部屋で本格的に始動した。

 朝稽古で四股、てっぽう、すり足など基礎運動を入念に行い、28日の番付発表後、初めて相撲を取った。幕下以下の力士と7番。幕内・明生とも7番取り、計14番を全勝。立ち合いから激しい当たりを見せるなど好内容で「しっかり動けている」とうなずいた。

 27日に約1か月間に及んだ春巡業を終えた。28日から2日間は治療や休養に充てたが、巡業では長距離のバス移動に加え、一人横綱として連日、土俵入りも務めてきた疲労は色濃かった。それでも「まだ(疲れは)取れていない。でも、みんな一緒だから。それは言い訳にはしない」と潔く語った。

 5月1日以降、場所までに出稽古も視野に入れているという。新横綱の先場所は右肘痛などで途中休場した。勝負の夏場所へ「体を休めながら、やることをしっかりやっていく」と表情を引き締めた。

スポーツ報知

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