【ヤクルト】高津臣吾監督「ガッツポーズ出た」5戦連続失点中だった“魔の初回”しのぎ感情爆発
2025年4月30日(水)22時27分 スポーツ報知
試合後、スタンドのファンに笑顔であいさつする高津臣吾監督 (カメラ・堺 恒志)
◆JERAセ・リーグ ヤクルト4—1DeNA(30日・神宮)
ヤクルト・山野太一投手が“魔の初回”を無失点に抑えるなど自己最多123球で6回4安打1失点の力投を見せ今季初勝利を挙げた。
左腕は5戦連続失点中だった初回を無失点でしのいで流れをつくると、1—1の6回2死満塁のピンチで松尾に対し、11球を要したが右飛に抑えた。高津臣吾監督は初回を無失点で切り抜けた瞬間に「ガッツポーズが出た」と感情を爆発させた。
失点は4回に度会に同点ソロを献上したこの1点のみ。山野は「ホームランはもったいなかったですが粘り強く投げることができました。毎回6回に失点してしまうので意識をしてマウンドに上がりました。ピンチにはなりましたが抑えることができてよかったです」と振り返った。
打っては同点の6回に山田が決勝打。打のヒーローは「山野に勝ちがついてよかった」と笑みを浮かべた。