カブス・今永昇太 足のけいれんで6回緊急降板も今季3勝目 鈴木誠也7号2ランなど3安打で援護

2025年4月30日(水)10時48分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ パイレーツ0—9カブス(2025年4月29日 ピッツバーグ)

 カブスの今永昇太投手(31)が敵地パイレーツ戦に先発し、6回途中降板も5回0/3を6安打1四球3三振無失点で今季3勝目を挙げた。ナ・リーグ中地区首位のチームは鈴木誠也外野手(30)の7号2ランなど4本塁打で9—0と快勝し、連敗を2で止めた。

 今永は4—0とリードした6回に先頭打者の3番・マカチェンに左中間二塁打を浴びた。カウンセル監督らがマウンドへ集まると、足を気にして顔をしかめ、ダッグアウトへ下がった。地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」のリポーター、テイラー・マクレガーさんのX(旧ツイッター)によると、足のけいれんが理由だという。

 雨のため試合は約20分遅れでスタート。今永は2回以降、毎回安打を許し、5回には2死から下位打線に連打を浴び、さらにこの試合初の四球を与えて満塁のピンチを迎えた。しかし、2番・レイノルズにスプリット3連発で最後は見逃しの3球三振に仕留めた。

 3回まで相手先発左腕ヒーニーに完全に抑えられていた打線は4回、2死から3番・鈴木がチーム初安打となる中堅左への二塁打で出塁。4番・ケリーが左翼へ先制の7号2ランを叩き込んだ。5回にも7番・クローアームストロングが右翼へ6号2ランを打ち込むと、7回には2番・タッカーの右適時打で1点を追加。さらに鈴木が右中間へ出場6試合ぶり、右手首痛による2度目の欠場から復帰後初となる飛距離396フィート(約120.7メートル)の特大7号2ランを放り込んだ。

 8回にも8番・スワンソンの左越え5号ソロで1点を加え、9回には鈴木が左中間を深々と破る三塁打。ケリーの左前打で生還し、9点目を挙げた。鈴木は4打数3安打1四球2打点、単打があればサイクルヒットという活躍で打率を.298まで上げた。

スポーツニッポン

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