カブス・今永昇太 パイレーツ戦で5回まで無失点 満塁のピンチ切り抜け3勝目の権利得る

2025年4月30日(水)9時25分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ パイレーツ—カブス(2025年4月29日 ピッツバーグ)

 カブスの今永昇太投手(31)が敵地パイレーツ戦に先発し、5回まで5安打無失点の好投。試合は4—0とリードしており、今季3勝目の権利を得た。

 試合前まで防御率リーグ3位と好調で、エンゼルス時代は大谷翔平投手(現ドジャース)と親しかった左腕ヒーニーとのマッチアップ。2回に先頭の4番・バートの右前打で初めて出塁を許したが、遊ゴロ併殺で切り抜けた。3回も2死から9番・カイナーファレファに右前打を打たれたものの、1番・クルーズからスプリットでこの試合初の三振を奪った。5回は2死から下位に連打を浴び、さらにこの試合初の四球を与えて満塁のピンチを迎えたが、2番・レイノルズを見逃しの3球三振に仕留めた。

 3回までヒーニーに完全に抑えられていた打線は4回、2死から3番・鈴木誠也がチーム初安打となる中堅左への二塁打で出塁。4番・ケリーが左翼へ先制の7号2ランを叩き込んだ。5回にも7番・クローアームストロングが右翼へライナーの6号2ランを放り込み、今永を援護した。

 昨季の今永はパイレーツ戦に2度先発し、いずれも7回無失点。2度目の対戦となった9月には継投でノーヒットノーランを達成し、勝利投手となっていた。雨のため試合開始が約20分遅れた今年最初の登板でも相性の良さを示している。

 前回登板の22日ドジャース戦は、3本塁打を浴びるなど5回2/3を6安打5失点で降板した。それでも大谷翔平は3打数ノーヒットに封じ、通算10打数無安打と“キラー”ぶりを発揮。第1子誕生の大谷に「厳しい出産祝いでは?」と問われ、「もちろん心では祝ってますけど野球場で祝わなくてよかったなと思いますね」と答えていた。

スポーツニッポン

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