「もしかして強い?」DeNA 球団新記録となる4月16勝!快進撃の裏に「3つのキーワード」

2023年5月1日(月)12時38分 ココカラネクスト

三浦監督も今季で3年目、悲願の優勝を目指す(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 DeNAは30日の中日戦(バンテリンドーム)に2−0の完封勝ち。先発した東克樹が4安打無四球の97球で、100球未満での完封勝利「マダックス」を達成。これで4月は球団新記録となる16勝をマークと投打がかみ合い、1998年以来、悲願の優勝へまっしぐらのモードとなっている。

 先発左腕の東は初回先頭の岡林勇希に中前打を許すも続く大島洋平を一飛。細川成也を二ゴロ併殺に打ち取ると波に乗る。2回以降は二塁すら踏ませないパーフェクトピッチングで好投手の証ともなる「マダックス完封」を成し遂げた。

【動画】東は4月30日の中日戦でマダックス完封を成し遂げ、リーグトップタイとなる3勝目をマークした場面

 昨季は開幕投手を務めながら1勝6敗と足踏み。満を持して臨んだシーズンで着実に結果を積み重ねている。ハーラートップタイとなる3勝目をマークした。

 打線では侍対決となった主砲、牧秀悟が相手先発の高橋宏斗から5回一死満塁の好機に2点適時打をマーク、ここまで13打点をマークと調子を上げてきた。

 4月で早くも16勝、貯金9と圧倒的な強さを見せるチームには、ファンからも「もしかしてDeNA強い?」「今年は優勝いける!」などSNS上でもチームを勇気づける発言が多く出ている。

 好調な要因にはホームでの圧倒的な強さもある。ここまで本拠地では9勝1敗と無類の強さを誇る。声だし解禁となった今季、多くの選手がファンの声援の温かさに感謝の気持ちを示しているが、熱いDeNAファンも確実に選手の背中を押している。

 ラッキーボーイの存在も大きい。攻守にわたって存在感を開幕から示しているのは、今季でプロ10年目、関根大気にもある。29日の中日戦ではスーパーキャッチを披露、堅守でチームを盛り立てると、打撃でもここまで打率・338と好調をキープしている。現在打率首位の宮崎敏郎の・444、得点圏打率・615と無類の勝負強さがクローズアップされる中、打線で好調な選手が複数いることでどこからも点が取れる、強力な打線を形成している。

 何より首脳陣、選手とも今年こそ悲願の優勝を味わいたい気持ちは強い。1998年以来リーグ優勝から遠ざかっているのは、12球団ワースト。今年はサイ・ヤング賞右腕のバウアーを獲得するなど、フロントも「本気」の姿勢を示しており、チーム一丸となって、目標に向かって突き進んでいる。

 話題のバウアーも3日の広島戦(横浜スタジアム)でいよいよ一軍登板することが決定。メジャー屈指の好投手が前評判通りの活躍を見せれば、いよいよ手がつけられなくなりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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