モウリーニョ監督が食料搬入を手伝う…自宅では「“目玉焼きのスペシャリスト”だ」

2020年5月1日(金)11時35分 サッカーキング

スタジアムで食料の搬入作業を手伝う、トッテナムのモウリーニョ監督 [写真]=Getty Images

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 トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督が、新型コロナウイルスの検査場として開放されている本拠地『トッテナム・ホットスパースタジアム』で食料の搬入作業を手伝ったようだ。4月30日に、イギリス紙『ザ・サン』が報じている。

 モウリーニョ監督は、車で運搬されてきた果物や野菜をスタジアムの配布ポイントまで搬入。新型コロナウイルスによって深刻な食糧危機に陥っている人々に配給される物資を、手作業で運んだ。

 新型コロナウイルスの検査場として国民保健サービス(NHS)に開放されたスタジアムでは、妊娠中の女性が審判ルームとテレビのインタビューエリアで健康診断を受け、ロッカールームではカウンセリングが行われているという。これまでの日常とはかけ離れた光景を目の当たりにしたモウリーニョ監督は驚きを語ると共に、スタジアムを開放したクラブの決断を称賛した。

「信じられない。この光景はとても奇妙なものだし、私を感情的にさせるね」

「クラブをとても誇りに思うよ。活動内容を10パーセントでも知っているサポーターなら誰でもクラブに誇りを持つだろうし、トッテナムが好きではない人達ですら感謝をしてくれることだろうね」

 新型コロナウイルスの感染拡大で人々の生活が一変するなか、モウリーニョ監督はどのような生活を送っているのだろうか。かつて、アーセナルを率いたアーセン・ベンゲル氏を「失敗のスペシャリスト」と呼んだモウリーニョ監督は、自宅での自身をユーモアたっぷりに表現した。

「今、私は“目玉焼きのスペシャリスト”だ。日頃の料理は、なるべくシンプルにするよう努めているんだよ」

 モウリーニョ監督の、人間味あふれる一面が伝わるニュースだった。

サッカーキング

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