西武・西口監督 11試合連続先制点、初回先制が8試合「その通りでございます」課題は「その後」
2025年5月1日(木)22時23分 スポーツニッポン
◇パ・リーグ 西武2X—1楽天(2025年5月1日 ベルーナD)
西武がサヨナラ勝利で今季初の5連勝を飾った。今季初先発の与座海人投手(29)が6回わずか1安打無失点の快投。1—0の9回に4番手・ウインゲンターが同点に追いつかれたが、延長10回1死二塁で平沼翔太外野手(27)が右前打を放ち、相手中継の乱れで代走・仲田がサヨナラの生還を果たした。劇的な勝利で今季初の同一カード3連勝、2023年以来、今季最長となる5連勝で貯金も今季最多の2。延長戦勝利は昨年8月22日のオリックス戦(ベルーナD)延長12回に源田がサヨナラ打を放って以来となった。
西口文也監督(52)は劇的な決着となった試合後、「ちょっとホッとしますね。点を取らなきゃいけないところで取れなかった結果がね、こういう結果に最後までつながってしまったね。はい、勝てて良かったです」と安どの表情を見せた。
今季初登板だった与座については、シーズン初勝利目前で白星が消えたが「先発の与座は頑張ってくれました。本当にゲームをつくってくれた。リリーフ陣は見ててドキドキしっぱなしでしたね、今日は」とらしい言い回しで称賛。
打線が11試合連続先制点で、うち初回先制が8試合、4試合連続で先制と入りの部分がいいことに「その通りでございます。今日はやっぱり課題であるその後っていうところでね、やっぱり点が取れなかったっていうところが本当にしんどいね…こういうゲーム運びになったと思います」と冷静に分析した指揮官。一日置いて3日からの敵地・日本ハム戦に向けて「一戦一戦、本当に勝つことだけを目標にやってるんで。土曜日、日曜日は今井と隅田が投げるので何とか早く打線が援護したいと思います」と語る表情は明るかった。