中日・岡田が支配下復帰会見「復帰させようとしてくれた人たちに、いい姿を」背番号は入団時の「11」
2025年5月1日(木)13時58分 スポーツニッポン
右大腿骨骨折という大けがを乗り越えて、育成選手から支配下登録された中日の岡田俊哉投手(33)が1日、バンテリンドームで会見した。
井上監督と並び、入団時に着用していた背番号11の姿で出席。「このけがから復帰して、また投げるということを考えてきた。手術してくれた先生もそうですし、みんな治して復帰させようとしてくれた。その人たちに、いい姿を見せたいです」と表情を引き締めた。
岡田は智弁和歌山から09年ドラフト1位で入団。1軍デビューの13年にはチーム最多66試合に登板。23年の春季キャンプ中の練習試合で、右大腿骨を骨折。懸命なリハビリを経て実戦復帰し、今季は2軍戦で3試合に先発登板し、1勝1敗、防御率0・00とアピールしていた。
井上監督は「入ってきたばかりのころ、ひょろひょろの小坊主だった時から見てきた。“最後の勝負だよ”と、支配下に上げました。ショートイニングでもロングでも、先発でもできると評価しています」と期待した。
岡田は「何でもやろうと思います。いろんな経験もしましたし、いろんな場所でもやらせてもらいましたし、いろんなことを理解できる立場でもあるので、監督がなってほしい形になれる、柔軟に対応できるかなと思います」と力を込めた。