大野豊氏がパームボールを封印した新庄剛志氏の一言 達川光男氏「言わんでもいいのに...」
2025年5月1日(木)14時22分 スポーツニッポン
広島で148勝138セーブの大野豊氏(69)が、古田敦也氏(59)のYouTube「フルタの方程式」に出演。一時期武器にしていたパームボールを捨てた驚きの理由を明かした。
大野氏と同学年で名バッテリーだった達川光男氏(69)、元同僚・川口和久氏(65)と出演。独特なフォームのメカニズムなどを解説した。
マウンドで深く沈み込み、全身全霊で投げる姿は野球少年の憧れだった。一方で、左腕を大きく使うフォームは球種がバレやすかったという。
大野氏は「一時期よくパームボールを投げていたが、今の日本ハムの新庄監督に甲子園でホームランを打たれて投げなくなった」と振り返った。
その原因が新庄剛志氏の一言だった。
達川氏が「新庄が言わんでもいいのに…」と明かしたのは、その本塁打後のヒーローインタビュー。新庄氏が「大野さんのパームボールのクセが分かっていた。来るの分かっていたんで打ちました」とバラしてしまったという。
その後、新庄氏は阪神の打撃コーチにひどく怒られたといい、達川氏も「正々堂々言うなって」と苦笑いした。