阪神・藤川監督 バッテリーミスでの敗戦に厳しい表情も前向く「1つ取って、甲子園に戻る」

2025年5月1日(木)5時15分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 阪神4-5中日(2025年4月30日 バンテリンD)

 最後は、延長11回に登板した阪神の7番手・ビーズリーが力尽きた。

 石井の登録抹消で緊急昇格した助っ人右腕は、26日の2軍戦先発から中3日のスクランブル起用。1死二塁で初球がサインミスとなって坂本が捕球できず(記録は捕逸)に三進を許すと、最後は1死一、三塁から代打・カリステに中犠飛を許して、今季初のサヨナラ負けを喫した。「意思の疎通ができていなかった。(サインを)僕が理解できていなかった」。ビーズリーは、敗戦の責を負った。

 チームは6連勝の反動を受けるように、3連敗で2位後退。今季初めてビジターでカード負け越しとなった。

 藤川監督は「(バッテリーミスは)しっかりやらないといけない」と厳しい表情。総力戦に敗れてダメージも大きいが、指揮官は、きょうから始まる5月戦線へ視線を向けた。

 「ギリギリの勝負が多いですけど、我慢強く、やっぱり攻めていく姿勢。また明日1つ取って、甲子園に戻らなければ」

 攻めの姿勢を忘れず、悪い流れを断ち切る1勝をつかみにいく。(遠藤 礼)

スポーツニッポン

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