『doa』解散から約5ヶ月。吉本大樹が新ユニット『SO×DY』結成を発表「これからも応援よろしくお願いします!」
2025年5月2日(金)20時21分 AUTOSPORT web

スーパーGT GT300クラスではSyntium LMcorsa LC500 GTを、スーパー耐久ではシンティアム アップル KTMをドライブするレーシングドライバー、吉本大樹(よしもとひろき)。そのもうひとつの顔が、ボーカリストとしての吉本大樹(よしもとだいき)だ。2024年12月末をもって吉本がボーカルを務め20年来活動を続けてきた『doa』が解散してしまったが、4月29日、新たなユニット『SO×DY(ソディー)』の結成が発表され、ファンにとっても嬉しい報せとなった。これからも吉本にとって“歌って走る活動”が続いていきそうだ。
吉本はレーシングドライバーとして国内外のトップカテゴリーで活躍するかたわら、3ピースバンド『doa』のボーカリストとして2004年に『火ノ鳥のように』でメジャーデビュー。その後20年に渡って数多くの楽曲をリリース。また精力的にライブ活動を行ってきた。
そんな『doa』だが、2024年8月に年内限りでの解散を発表。多くのファンをもつグループの解散だけに衝撃が走った。20年5か月の活動を締めくくるべく、12月までdoaは最後のライブツアーを続け、延期となり日程が重なってしまったスーパーGT第5戦鈴鹿では、吉本は名古屋でライブを行い翌日にレースを戦うハードスケジュールも敢行。12月22日の東京公演を最後に『doa』は解散した。
その後、しばらく新たな活動に関するアナウンスはなかったが、4月29日に『doa』のメンバーだった大田紳一郎(ボーカル&ギター)と吉本(ボーカル)による新ユニット『SO×DY』の結成が発表された。
そんな嬉しい報せの後、吉本にとっては初のレースとなるスーパーGT第2戦富士を前に、吉本に新ユニット誕生について聞くと「サポートメンバーも、事務所も、今回一緒に組む大田紳一郎からも、そしてファンの皆さんからも『歌い続けてほしい』という声をいただいていましたが、すぐに結論は出せなかったんです」と語った。
しかし「たくさんの声をいただいたこと、そしてあんな形では終われないという思いがあって、大田さんと何度か話し合った結果『やってみるか』という結論に至りました」と『SO×DY』結成に繋がった。
公式SNSでは2025年9月から10月にかけて、初のアコースティックライブツアーが行われることが発表されており、これからも吉本はレーシングドライバーとボーカリストとしての活動が続いていくことになりそうだ。
ちなみに気になるのは『SO×DY』としての新曲だが、「大田さんが何曲かもっているものもありますが、それは『これからこうあるべき』というよりも、いろんなかたちでフレキシブルにいろいろやっていきたいと思います」というから気になるところ。
また、これまで『HERO』、『WILD BEAST』、『Believe In Yourself』とFIA-F4のレース前にかかるテーマソングをdoaが手がけてきたが、「テーマソングもやってほしいという声もかけてもらっています」と吉本は明かした。こちらも楽しみなところだ。
「引き続き歌って走る活動をやっていきますので、ぜひ応援よろしくお願いします!」