【名古屋競輪 G1日本選手権競輪 4日目】11Rは吉田拓矢 気配の良さが光る
2025年5月2日(金)4時40分 スポーツニッポン
名古屋競輪のG1「第79回日本選手権競輪」は4日目を迎える。注目は11Rゴールデンレーサー賞だ。
ラインができる自力は郡司、真杉で古性、浅井、松浦、菅田の4人は単騎。
本命は吉田拓。特選は突っ張った新山を3番手の位置から強襲、気配は光る。同じく特選を制した真杉をマークからの走り。ライン3車の真杉が先手を取る確率は高く、仕掛けてくる選手をけん制して抜け出す。真杉が粘り込む関東ワンツーの<9>=<7>が軸。
郡司が迫力満点の捲りで際どく迫る。単騎でも古性が屈指の総合力で強襲。動き光る浅井が混戦伸びる。
<1>古性優作 高知記念の時より乗り方もマシになって良くなっている。あとは細かい筋肉が動くようになってくれれば。単騎で。
<2>郡司浩平 特選は余裕があって周りも見えていた。フレームに関しても不安はない。今度は自力で反応できるように。
<3>平原康多 特選は苦しい展開だったが最後まで踏み切れた。マシになっている。毎日、風の向きが変わって名古屋らしくない。関東3番手。
<4>浅井康太 特選の伸び自体はそんなに良くなかった。シューズを替えて感触は上向き。単騎で。
<5>松浦悠士 赤板のタイムを見てもスピードが出る中で余裕はあった。少し疲れがあるので考えながら。自力自在。
<6>小原太樹 しっかり反応できて付いていけたので問題はない。指定練習の感じも変わらず。郡司君。
<7>真杉匠 特選を走って体は軽く感じた。全体的にいじっていい方向に。関東の先頭で走る。
<8>菅田壱道 新山君を残せなかったのは技術不足。休みの日も集中してやれている。単騎で自力自在。
<9>吉田拓矢 セッティングを見直したら良くなっていい方向に。指定練習での感じも良かった。真杉君との前後はすんなり決まった。真杉君。