5連勝の浦和スコルジャ監督「このスタジアムの“マジック”が出た」5万人超えのサポーターに感謝

2025年5月3日(土)17時56分 スポーツ報知

◆明治安田 J1リーグ▽第14節 浦和2—0東京V(3日・埼玉)

 浦和が2016年以来、9年ぶりの5連勝を飾った。前半にFW松尾佑介、MF渡辺凌磨のゴールで2点を奪うと、このリードを保って勝利。5連勝は2ステージ制の2016年、優勝したセカンドステージの9〜10月に成し遂げた6連勝以来。5万2429人が詰めかけたホームで勝ちきり、マチェイ・スコルジャ監督は「前半はとてもよかったと思います。コントロールできていました。相手を自陣のペナルティーエリアに近づかせませんでした。非常にいい仕事でした」と内容を評価。ただ後半、相手に退場者が出た後の内容については「退場者が出た後の内容には満足していません。10人に自由にプレーさせてしまいました。集中力が切れてしまってはいけません。これを教訓にしないといけません」と振り返った。

 前半6分、左サイドでMFマテウスサビオからのパスを受けた松尾が、そのまま仕掛けてボックス内へ。東京VのDFも寄せてくる中で、横方向のドリブルにわずかなシュートモーションを加えながら中央まで侵入して右足でシュート。これが東京Vの選手にわずかに当たってネットを揺らした。前半31分、右CKにMF金子拓郎とサビオが立つと、ショートコーナーからサビオがクロス。一度はクリアされたが、こぼれ球をMF渡辺が右足でミドルシュートを決め、リードを広げた。

 後半は東京Vに押し込まれる時間帯もあったが、同28分には途中出場したFW高橋利樹が裏に抜け出すと、東京VのDF谷口栄斗が手で倒して退場に。数的有利の状況を得たが、10人の東京Vに流れを奪われる展開に。しかし失点することなく、リードを守り切った。

 また指揮官はサポーターが作り上げたホームの雰囲気をたたえ「相手チームも立ち上がりから、このテンションを感じながらプレーしていたと思います。このスタジアムのマジックが出たと思います。サポーターの方々とチームをたたえたいと思います」とも話した。

スポーツ報知

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