【広島】堂林翔太が決勝点呼ぶ 今季初の2安打&好守「自分のミスから始まった連敗。結果に表れてよかった」
2025年5月3日(土)17時39分 スポーツ報知
5回2死、左前安打を放つ堂林翔太(カメラ・渡辺 了文)
◆JERAセ・リーグ 広島2—0中日(3日・マツダスタジアム)
広島・堂林翔太内野手が今季初のマルチ安打を記録した。3回先頭で先制点につながる左前打。5回にも2打席連続の左前打を放った。昨季も7打数3安打と相性のよかった中日・松葉との対戦だったが「今年は今年で区切ってやっている。あまりそういうことは考えず『今日は今日の試合を』で入りました」と振り返った。
初回の守備では、先頭の岡林のライナーをジャンピングキャッチ。完封した床田も「堂林さんのプレーで本当にスッと試合に入れた」と感謝し、新井監督も「用意ドンで、いいプレー」とたたえた。堂林は25日のDeNA戦(横浜)で決勝点を与えるタイムリーエラー。チームは首位から陥落し、7連敗した。「自分のミスから始まった連敗。何とかして止めたかったし、止まってよかったです。もう、何とかして勝ちかった。結果に表れてよかったです。点を取って(投手を)楽に投げさせてあげることが一番ですけど、自分たちの野球は『守りから』と再認識できた試合だったのかなと思います」と汗をぬぐった。