ドジャース7連勝で止まる 大谷翔平は1安打に本塁打未遂も ミッドナイト試合“翌日”一歩及ばず

2025年5月5日(月)10時53分 スポーツ報知

◆米大リーグ ブレーブス4—3ドジャース(4日、米ジョージア州アトランタ=トゥルイストパーク)

 ドジャースが4日(日本時間5日)、敵地・ブレーブス戦に惜敗し、連勝が7でストップした。「1番・DH」で先発出場した大谷翔平投手(30)は“本塁打未遂”を含む3打数1安打と奮闘したが、あと1点届かなかった。ド軍は23勝11敗の貯金12となった。

 ブ軍先発はB・エルダー投手(25)。大谷はこの日まで通算5打数2安打の打率4割、1本塁打、2打点と得意にしていた。初回先頭の第1打席は見逃し三振だったが、3回2死二塁の第2打席は四球を選んで2試合連続出塁。すると、5回2死で迎えた第3打席だった。角度39度で中堅方向に打ち上げた特大の飛球はなかなか落ちてこず、相手センター・ハリスも一瞬目測を誤るほどだった。飛距離399フィート(約121・6メートル)。わずかにホームランにはならず中飛に倒れたが、米データサイト「ベースボール・サバント」によると、本拠地・ドジャースタジアムなど全30球場のうち9球場だったら本塁打という当たりだった。

 7回2死の第4打席は3番手左腕・リーから右中間への二塁打で2試合連続安打。打球速度109・5マイル(約176・2キロ)の“弾丸ヒット”だった。だが、続くベッツが遊ゴロで同点はならず。この回は代打・ロハスの今季1号ソロで1点差に迫ったが、あと一歩及ばなかった。

 先発のメイはブレーブス2番のライリーに2打席連続で2ランを浴び、3回までに4点を失ったが、4回以降は追加点を許すことなく、打線は4回のマンシーの適時二塁打などでじわりと反撃していた。敗れはしたが、簡単には負けないところがド軍の強さだ。

 前日3日(同4日)の同戦は大雨の影響で試合開始が3時間6分遅れた。現地時間午後7時15分開始のはずが、同10時21分と“真夜中”スタートとなったが、大谷は同11時5分の3回先頭でセンターへ8号決勝ソロ。同じ岩手出身の後輩・佐々木朗希投手(23)の初勝利をアシストした。試合が終わったのは日付をまたいだ4日(同5日)の午前1時26分。だが、大谷らナインは“翌日”も疲れを見せず、戦い抜いた。今季最長の敵地10連戦はこの日が3試合目。残り7試合も全力で臨む。

スポーツ報知

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