「選択肢の1つ」ドジャース指揮官がT・ヘルナンデスIL入り示唆 左太もも張りで途中交代→MRI検査へ
2025年5月6日(火)11時36分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ドジャース7—4マーリンズ(2025年5月5日 マイアミ)
ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)が5日(日本時間6日)、敵地でのマーリンズ戦に「4番・右翼」で先発出場も4回の守備から途中交代した。試合後、デーブ・ロバーツ監督(52)はT・ヘルナンデスがMRI検査を翌日に受けると明かした。
T・ヘルナンデスは初回2死一塁から左翼への適時二塁打を放ち、先制点を奪った。これで今季34打点目とし、ナ・リーグトップを走っている。
3回の第2打席でも右前打を放ち、マルチ安打をマークしたが、4回の守備からベンチに退いた。球団は途中交代の理由について「左ハムストリングの張り」と発表した。
試合後、ロバーツ監督はT・ヘルナンデスについて「明日MRIを受ける。ハムストリングと内転筋のあたりが張っているという報告を受けました。彼はケガで試合を抜けるようなタイプではないので、そういった意味では少し心配。明日、画像を見て判断します」と表情を曇らせた。
負傷者リスト(IL)入りの可能性については「明日が重要ですね」とMRI検査検査の結果次第とし「今、誰を呼ぶか、誰かをアクティベートするかどうかの話をしているところです。まだ決まっていませんが、IL入りは確かに選択肢の1つです」とIL入りの可能性も示唆した。
負傷については「右中間に飛んだ打球を追って走り出した時に感じたようです」と守備中に痛めたと説明した。
T・ヘルナンデスはここまで33試合に出場し、打率・315、9本塁打、34打点(リーグ1位)を記録している。離脱となれば、ドジャースにとって大きな痛手となりそうだ。