パリ五輪女子マラソンを無念の欠場の前田穂南が約1年ぶりにレース復帰 男子5kで太田智樹が日本新

2025年5月3日(土)20時0分 スポーツ報知

約1年ぶりにレースに復帰したパリ五輪女子マラソン日本代表の前田穂南(カメラ・竹内達朗)

 24年パリ五輪女子マラソンを欠場した日本記録保持者の前田穂南(天満屋)が3日、復帰レースとして東京・明治神宮外苑で行われたトウキョウスピードレース女子エリート5キロに出場し、15分48秒(記録は速報値)で13位と健闘した。昨年5月19日の中国実業団陸上3000メートルで9分26秒01で優勝して以来、約1年ぶりに実戦復帰。「久々のレースなので、15分台で走れればいい、と思っていました。今の状態を確認できました」と落ち着いた表情で話した。昨年のパリ五輪直前、右大腿(だいたい)骨を疲労骨折していることが判明し、無念の欠場。大きな試練を乗り越えてレースに戻ってきた。「走れて良かったです」と実感を込めて話した。

 男子エリート5キロは、ハーフマラソン日本記録(59分27秒)保持者の太田智樹(トヨタ自動車)が日本新記録の13分30秒で10位。早大時代の1学年先輩の清水歓太(スバル)が2023年10月にマークした13分37秒の日本記録を7秒更新した。

スポーツ報知

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