BR東京、イエロー3枚に泣く POのチャンスつかめず ペレナラ主将「すごく残念。悔しい」
2025年5月3日(土)17時16分 スポーツ報知
東京SG戦に先発したBR東京SHのTJペレナラ(カメラ・大谷 翔太)
◆ラグビー リーグワン第17節 東京SG 43—34 BR東京(3日、味の素スタジアム)
レギュラーシーズン8位のBR東京は、同6位の東京SGに34—43で黒星。勝ち点差8で追うプレーオフ(PO)圏内の相手に敗れ、上位6チームの可能性が消滅。主将のSH、TJペレナラは「すごく残念な気持ち。POのポジションを獲得できるチャンスがあったけど、特に前半のパフォーマンスが残念。僕も必要なレベルに達していなかった」と肩を落とした。
規律の乱れに泣いた結果となった。5—15の前半42分、フランカーのギルが危険なタックルでイエローカード。後半19分にもフッカー大内真がこの日チーム2枚目のイエローで10分間の退場となった。15—26の同25分には、自陣トライライン付近での反則でNO8ファカタバ・アマトがイエローカード。その後5分間で15—36まで点差を離され、苦戦を強いられた。タンバイ・マットソン・ヘッドコーチは「本当に残念。今季一と言ってもいいくらいの悪さだった。ここから学んで、成長につなげたい」と振り返った。
BR東京は今季、2節で東京SGに33—32で勝利。上位陣とも接戦を繰り広げ、前節16節の埼玉戦(4月26日、熊谷)は21—27と脅かした。着実な成長を遂げ、今季6チームまで広がったPOは手の届くところにあった。それだけに「いけなかったところは、すごく残念。悔しい」とペレラナ主将。今季最終節は、三重戦(11日、秩父宮)。キャプテンは「自分たちのシーズンを今後より長くできるように、このゲームをレビューして同じ状況でもっといいラグビーができるようにしていきたい」と見据えた。