阪神・村上 快投導いたマインドセット 緊張にあらがうのではなく、受け入れる

2025年5月3日(土)5時15分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 阪神4—0ヤクルト(2025年5月2日 甲子園)

 【記者フリートーク】阪神・村上の武器である「コントロール」は何もボールに限ったことではない。栄えある開幕戦のマウンドでは、巧みに「心」を操って快投につなげていた。

 事前にOBで開幕投手経験者である能見篤史氏(スポニチ本紙評論家)から「開幕戦は野手もみんな緊張しているよ」と聞いていた。

 「能見さんからそういう話を聞いていて後ろ(野手)もみんな緊張しているし、自分が緊張していても別にいいかなと。そう考えたら肩の力も抜けました」

 登板前に最高潮だった胸の高鳴りも「みんな同じやん」と言い聞かせ、マウンドに向かった。結果は8回2/3を無失点。「緊張はもちろんしたんですけど、最初のアウトを取ってだいぶん落ち着けました」と振り返った。

 緊張にあらがうのではなく、受け入れる。何事にも生かせそうな背番号41のマインドセットだ。 (阪神担当・遠藤 礼)

スポーツニッポン

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