ACLE決勝、川崎―アルアハリは前半0―2…大アウェーの中、ガレーノにスーパーゴール許す 三浦颯太が負傷交代
2025年5月4日(日)2時32分 スポーツ報知
▼ACLE決勝 川崎—アルアハリ(サウジアラビア) (日本時間4日、キング・アブドゥラー・スポーツシティ・スタジアム)
悲願のアジア初制覇を目指す川崎はアルアハリ(サウジアラビア)と対戦し、前半を0—2で折り返した。
豊富な資金力を誇り、元ブラジル代表で決定力のあるFWフィルミノ、マンチェスターCで欧州CL制覇の経験があり突破力が武器のFWマフレズら有力選手をそろえるスター軍団との一戦。開催地ジッダに本拠地を置いていることから、超満員の大アウェーの空間で試合は開始した。
立ち上がりからブロックを敷いた川崎だったが、開始早々にピンチを迎える。前半5分にアルアハリのFWトニーが強烈なシュート。ここはGK山口が防ぎ、この流れで与えたCKから再びフリーでシュートを打たれたが、再びGK山口が好セーブを披露した。
川崎の最初のチャンスは前半11分。左サイドで山本のパスを受けたマルシーニョが1対1から抜け出して左足シュートを放つも、惜しくもゴールの枠から外れた。
その後もアルアハリはFWトニー、DFイバニェスがシュートを放つ。いずれも枠外だったが、ゴールに迫る場面を作られる。前半33分にはフィルミノにフリーでシュートを打たれ、GK山口がセーブしたものの、前半35分にMFガレーノに左ペナルティーエリア外から鮮やかなミドルシュートをゴール右上に決められるスーパーゴールで先制点を許した。
アクシデントにも見舞われた。前半終了間際に左サイドバックの三浦がシュートブロックの際に右膝付近を痛めて負傷。三浦がピッチを出て、一時的に一人少ない時間帯だった同42分に右からのクロスをケシエに頭で押し込まれて2失点目。前半は0—2で折り返した。