【ラグビー】横浜、3季連続POの可能性消滅 神戸に29―47で黒星 イエローカード3枚で苦戦
2025年5月4日(日)16時37分 スポーツ報知
今季限りでの引退を表明し、ホーム最終戦を終えた横浜のフランカー・嶋田直人(左)(カメラ・大谷翔太)
◆ラグビー リーグワン第17節 横浜 29—47 神戸(4日、秩父宮)
レギュラーシーズン7位で上位6チームによるプレーオフ(PO)進出に挑んだ横浜は、同5位の神戸に29—47で敗戦。勝ち点5獲得で可能性を残したPO進出が消滅した。
横浜は2分、自陣中央付近からSO田村優が左へキック。WTB松井千士にドンピシャで渡り、先制トライを挙げた。神戸も9分、SOガットランドが敵陣で相手守備を突破しトライ。5—7とした。同21分、神戸は敵陣右サイドのラインアウトから攻め、WTBブルアがディフェンスの間を突破してトライ。5—14とリードを広げる。横浜も同28分、敵トライエリア前でパスを受けたWTB松井がステップで相手をかわしてこの日2トライ目を挙げるが、33分に神戸が得点。前半を19—12で折り返す。
後半は8分、神戸が敵陣左サイド深くのラインアウトを起点に、ロックのララトゥブアが持ち込んでトライ。横浜は8分、13分とイエローカードが相次いで2人が10分間の一時退場に。12—33とされ1人が戻った18分にも、WTB松井が故意の反則によりイエローカード。再び2人欠ける状態となった。神戸は21分、ロックのレタリックがチーム3連続トライで40—12。突き放された横浜だが、終盤に意地を見せた。
後半29分、一時退場から戻ったWTB松井が左サイドで相手パスをインターセプト。一気にゲインし、右へつないでWTB石田吉平がトライ。同32分にも自陣からの攻撃をNO8マフィのトライにつなげ、2分後にはCTBクリエルとチーム3連続トライ。29—40と猛追を見せる。しかし38分、神戸が11次攻撃から辻野隼大がダメ押しトライ。47—29で逃げ切って10勝目を挙げた。