6日にC大阪戦迎える神戸・吉田監督「勝っているからこそ疎かにしてはいけない」4連勝中も敢えて引き締め
2025年5月5日(月)13時5分 スポーツニッポン
神戸は6日、ホームでC大阪との“阪神ダービー”に挑む。リーグ戦4連勝中で、守備陣は2試合連続クリーンシート。本来の力強さを取り戻す中、吉田孝行監督は「気の緩みをなくすこと。中2日はキツいけど、相手も同じ。勝っているからこそ、個々のやるべきことを疎かにしてはいけない」とあらためて気を引き締めた。
鍵を握るのは中盤の攻防だ。C大阪はDFラインからのビルドアップが特徴。3日の岡山戦で5年ぶりのJ1ゴールを決めたMF井手口陽介は「引っかけてショートカウンターに持ち込めれば理想。毎試合、ゴールに絡めていけるようにしたいので、これで満足せずにやっていければ良い」とハイプレスと攻守のトランジション(切り替え)の速さを勝ち点3のポイントに掲げた。大迫や武藤、トゥーレルの状態は依然不透明ながら、岡山戦は主力3人を欠いた中で快勝。指揮官も「相手がどう出てくるのかは見なきゃいけないけど、それだけのトレーニングは積んできた」と短い時間の中で臨機応変な戦いができるチーム力に自信を示した。
対C大阪戦は3連勝中。隙の見せない戦いで、ゴールデンウイーク最後の一戦を白星で締める。