【ケンタッキーダービー】アドマイヤデイトナはシンガリ19着 ルメール騎手は泥だらけで「こういう馬場は合わなかった」

2025年5月4日(日)9時54分 スポーツ報知

ルメール騎手騎乗のアドマイヤデイトナは最下位の19着。 (カメラ・高橋 由二)

◆第151回ケンタッキーダービー・G1(5月3日、米国チャーチルダウンズ競馬場・ダート2000メートル)

 前走のUAEダービーで重賞制覇を飾ったクリストフ・ルメール騎手騎乗のアドマイヤデイトナ(牡3歳、美浦・加藤征弘厩舎、父ドレフォン)はスタートを決め、直後のごちゃつきにも4、5番手の好位から追走。だが、徐々にポジションを下げると、直線は抵抗できずにシンガリの19着に終わった。雨が降り続き、馬場は水が浮き出る泥んこ状態。レース後のルメール騎手の顔はゴーグルの周り以外ははねた泥で真っ黒な状態。レースについては「いいスタートが切れましたし、いいポジションも取れましたが、こういう馬場は合わなかったですね。返し馬から良くない感じでした。向こう正面までは良かったのですが、その後は滑っちゃったし…。日本の馬が慣れていない馬場でした」と振り返った。また、管理する加藤征弘調教師は「こういう結果になり、大変申し訳なく思います。ハイペースで流れる競馬になって、途中でばててしまった感じでした。先行した馬には厳しい展開になりました」と語った。

 もう1頭の日本調教馬、前走の伏竜Sまで4連勝中だったジョアン・モレイラ騎手騎乗のルクソールカフェ(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎、父アメリカンファラオ)は12着に終わった。日本勢は1995年に武豊騎手が手綱を執ったスキーキャプテン(14着)から、昨年まで8頭がチャレンジ。昨年は2頭が参戦し、坂井瑠星騎手騎乗のフォーエバーヤングが3着、木村和士騎手騎乗のテーオーパスワードが5着と健闘。初制覇の期待が大きく膨らんだ今年だったが、またしても悲願はお預けとなった。

 優勝したのはJ・アルバラード騎手が騎乗した地元米国のソヴリンティ(牡3歳、Wモット厩舎、父イントゥミスチーフ)で勝ちタイムは2分2秒31だった。

スポーツ報知

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