【ケンタッキーダービー】ルクソールカフェは12着で連勝ストップ モレイラ騎手「競馬場の音響など慣れない環境で…」
2025年5月4日(日)12時12分 スポーツ報知
モレイラ騎手騎乗のルクソールカフェは12着に敗れる。(カメラ・高橋 由二)
◆第151回ケンタッキーダービー・G1(5月3日、米国チャーチルダウンズ競馬場・ダート2000メートル)
一気の4連勝で伏竜Sを制して、勢いに乗って初の海外遠征で挑んだルクソールカフェ(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎、父アメリカンファラオ)は、12着に終わった。ゲート番6番から出遅れて後方から運ぶ形となり、勝負どころで内から位置を前へ押し上げていったが、直線で失速して敗れた。
モレイラ騎手は「パドックから返し馬までの馬の雰囲気とフィーリングはとてもよかったです。ただ、ゲートに入ると、競馬場の音響など慣れない環境で馬の集中が途切れてしまい、スタートのタイミングが合いませんでした。スピードを上げてポジションを取りに行きましたが、前が狭いところに入ってしまったことで、理想よりも後方の位置取りとなってしまいました。経験したことのない馬場でキックバックも受け、最後の直線ではベストな脚を使うことができませんでした。タフな環境で馬は最後までよく頑張ってくれましたが、今日の展開ではベストなパフォーマンスは出せませんでした」とコメントした。