【RIZIN】“平本蓮の弟”平本丈 RISE2階級王者に判定勝利!兄の代わりに東京Dの大舞台で輝く

写真を拡大

　◇RIZIN男祭り　平本丈ー田丸辰（2025年5月4日　東京ドーム）

　格闘技イベント「RIZIN男祭り」（東京ドーム）が4日に開催された。第1試合で“平本蓮の弟”平本丈（剛毅會）がRISE2階級制覇王者の田丸辰（TRYHARDGYM/FIGHTER’SFLOW）に判定勝利を飾った。

　丈は1R開始早々にタックルを狙った。しかしギロチンチョークに捉えられてピンチとなったが、冷静に対処した。その後はテイクダウンを奪って、トップポジションをキープしながら鉄槌を落とすなど攻勢の形でラウンド終了。

　2R以降もテイクダウンを奪うなど有利に試合を進めて試合終了。判定3—0の完封勝利を飾った。セコンドについた兄・蓮も笑顔を見せた。

　丈は23年大みそかの「RIZIN.45」でプロデビュー。元ホストの異色ファイターYUSHI（HI　ROLLERS　ENTERTAINMENT）を相手に判定勝利。プロ初白星を飾った。その後は24年11月の「DEEP122　IMPACT」で木村琉音と対戦。成長した姿は見せていたが、1R腕ひしぎ十字固めで一本負け。プロ初黒星となった。

　当初は、今大会のメインイベントで兄・蓮が朝倉未来との再戦に臨む予定だった。しかし蓮が右肩に全治6カ月の大ケガを負って今大会を欠場。それよってメインも中止となった。蓮の代わりに丈が東京ドームのリングに立つことになった。

　相手はMMAデビュー戦ながらもRISE2階級制覇王者の田丸と対戦。「試合が決まってからしんどい練習をしているので、もうあとはやるだけ。兄だけでなく、チーム全体で対策を立ててもらっているので準備は万端という感じ。マウントを取ってボッコボコにするので見ていてください」と気合いの言葉通り、東京ドームの大舞台で白星を飾った。