【広島】新井監督「大きい」4年ぶり先発で3回無失点の高橋を絶賛 6投手で9回完封は球団初/一問一答
2025年5月5日(月)22時24分 スポーツ報知
新井貴浩監督
◆JERAセ・リーグ ヤクルト0—4広島(5日・神宮)
広島は、ブルペンデーを採用した一戦で6投手が完封リレーでつないだ。2021年10月9日の巨人戦(マツダ)以来1304日ぶりの先発・高橋昂也投手が、3回1安打無失点と好投。1点リードの4回から2番手で2回無失点と好投した鈴木が、昨オフに現役ドラフトで移籍した9投手で一番乗りの白星で通算10勝目を手にした。4点リードの9回は栗林が締めくくった。6投手の継投で9回完封は球団史上初めて。チームは7連敗で最大借金2を背負った後、3連勝で再び貯金1に。今季は神宮、東京D、横浜の首都圏3球場で8戦全敗だったが、9戦目の初勝利となった。
新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。
—先発の高橋投手が大きな働き
「大きいね。本当にナイスピッチングだった」
—鈴木投手ではなく高橋投手を先発マウンドに送った
「(高橋)昂也はキャンプ、オープン戦とすごく良かった。オープン戦も結果を出していたんだけど、枠の問題でファームからのスタートになった。ファームでもいい投球を続けていて、頭から投げさせてあげたいというのがあった」
—3回39球で降板。4回も続投の選択肢は
「それ(球数)も見ながら、何回というのは決めずに(投球内容を)見ながら決めていこうと思っていた。最初から飛ばしていたから、あそこで代えようと思って、スパッと代えました」
—2番手以降も好投
「鈴木もそうだし、島内も、森浦、塹江、栗林も。言ったら“ブルペンデー”みたいな感じだったけど、本当にみんな頑張ってくれた。ナイスピッチングだった」
—9回は4点差あったが栗林投手を投入した
「もうちょっと点が入っていたら変わっていたけど、この球場なので。だから、栗林にいってもらいました」
—昨年オフに現役ドラフトで加入した鈴木投手が初勝利
「今日みたいな日もそうだし、いろんな展開で投げてくれる。ベンチからしたら、すごくありがたい存在です」
—5月5日は球団OBで名リリーバーだった清川栄治さんの命日(24年死去)。そういう日に6投手が完封リレー
「自分が若い時は投手コーチでおられた。本当に喜んでくれているんじゃないか」
—打線は好調のファビアンが決勝ソロ
「大きかったね。先制のホームラン。その後の打席もいいバッティングだったと思う」
—4日の中日戦でスタメンを外した小園選手が1安打2四球で二盗も成功させた
「ヒットを打った打たないでなしに、今日はいい姿で野球をしていたと思います」
—何か話はしたか
「何にも話はしていない」
—首都圏の球場で今季初勝利
「本当に良かったね。まだ神宮、ハマスタ、東京Dで勝ちゲームを見せられていなかった。今日もたくさんのカープファンの皆さんが来られて、関東で初めての勝利を見ていただけて良かったです。ホッとしました」