巨人・秋広優人 岡本負傷交代で初回に緊急出場も3回でベンチへ下がる 2番手投手が4番へ
2025年5月6日(火)19時53分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人—阪神(2025年5月6日 東京D)
巨人の秋広優人内野手(22)が6日の阪神戦(東京D)で負傷交代した岡本和真内野手(28)に代わって初回1死三塁の場面から緊急出場。岡本の代わりに一塁を守って2打席に入ったが、3回でベンチに下がった。
巨人ベンチが衝撃的なシーンに見舞われたのは試合開始早々のことだった。
初回、無死一塁の場面で2番・中野が三塁前へセーフティー気味に送りバント。一塁を守っていた主砲の岡本が一塁ベースへ全力疾走してきた打者走者の中野と交錯して負傷した。左肘を痛めた模様で、苦悶(もん)に顔をゆがめてベンチへ下がった。
試合開始早々、攻守の中心である岡本が負傷交代。秋広は岡本が入っていた「4番・一塁」に入って初回1死から緊急出場することになった。
動揺の隠せない先発左腕・井上は初回2点、2回2点、3回2点と失点を重ねて3回8安打6失点(自責2)で降板。なんでもない小幡の投ゴロを一塁に高投した井上自身も含めて巨人は序盤の3回で早くも3失策となった。
秋広は打席では初回2死一塁で二ゴロ。3回2死一、二塁で入った第2打席では四球を選んで満塁としたが、直後の4回には投手交代に伴う打順の関係で4番に2番手左腕・石川が入り、投手が入っていた9番には一塁手として増田陸が入ったため、秋広は初回に途中出場、3回で途中交代という珍しいケースとなった。