竹田麗央今季4度目トップ10入り「自信持てた」次戦はニュージャージー開催「ニューヨーク楽しみ」
2025年5月5日(月)8時14分 スポーツニッポン
◇米女子ゴルフツアー ブラックデザート選手権最終日(2025年5月4日 米ユタ州 ブラックデザート・リゾートGC=6629ヤード、パー72)
7位から出た竹田麗央(22=ヤマエグループHD)が7バーディー、1ボギーの66で回り、通算18アンダーで5位に入った。竹田は今季4度目のトップ10入り。日本勢は開幕戦から10試合連続のトップ10入りとなった。
追い上げも実らず3月のブルーベイLPGA以来の今季2勝目には届かなかった。それでも中継局WOWOWのインタビューでは「初めてのコースだったけど、景色も綺麗だったし、課題も見つかったし、自信を持てた部分もあった」と充実感をにじませて話した。
序盤は雨と風の影響を受けながらも安定したプレーで流れをつくった。2番で左サイドのフェアウエーバンカーからピン奥2メートルにつけてバーディーを先行させると、4番は手前2メートルにつけて伸ばした。パー5の7番と9番でもバーディーを奪った。
「2番とか最初の方は結構難しいけど、そこでバーディーが取れてパー5でも取れたので、いい流れだったかなと思う」
11番で3パットのボギーを叩いたが、12番で2メートルにつけると、13番ではガードバンカーからピン側に寄せて、14番は左ラフからカップの縁に止めるスーパーショットを見せて3連続バーディーを記録した。
18番パー5で第2打をグリーン手前に運びながら取りこぼすなど終盤に伸ばせず「3連続を取れて良かったけど、終盤で(もっと)取れたかな」と少し残念そうだったが、美しいコースでの4日間を66の好スコアで締めくくった。
今季4度目のトップ10入りでポイントランクは7位、年間最優秀選手のランクは3位にアップし、新人賞のランクはトップを独走している。快進撃を支えるのは正確なアイアンショット。パーオン率は79・74%でランク1位に浮上した。
次戦は、みずほアメリカズ・オープン(8日開幕、ニュージャージー州)。「初めてニューヨークに行くので、そこも楽しみ。来週も自分のプレーができるように頑張る」と意欲を口にした。米ツアー3勝目、そして米本土初勝利へ前進を続ける。