【巨人】 代木大和がTJ手術後初のフリー打撃登板「バッターに投げられるのは楽しい」復帰へ着々と前進
2025年5月7日(水)18時4分 スポーツ報知
代木大和
昨年4月に「左肘内側側副じん帯再建術」(通称トミー・ジョン=TJ手術)を受けた巨人・代木大和投手が7日、術後初めてフリー打撃に登板した。
自然と笑みがこぼれた。ジャイアンツ球場で行われたフリー打撃でマウンドへ。育成・竹下に力強く15球を投じた。「バッターに投げられるのは楽しいし、やっとマウンドに上がれたなという感じです。今日は球速を143キロまでに抑えてと言われていたので、そのくらいで投げました」。ようやく戻ってきた“職場”で、感触を確かめながら左腕を振った。
対打者への投球は1年以上ぶり。「バッターの反応もみられて、投げる中でどういう力みがでるのかも分かった。課題としてはクリアできたし、また新たな課題も見つかったので、全部プラスです」と充実の時間となった。
対バッターへの投球となれば、自然と力が入っても不思議ではない。左肘の感覚や体の反応などを確認した上で、今後の練習メニューなどを決めていく見込み。「打撃投手をやって、そこからライブBPに入っていければ。その中で出力を上げる、球数を投げるブルペンも行う予定なので、出力を上げつつ、フォームも固めていきたい」。代木は自分と向き合い、実戦復帰への道を歩んでいく。