21スイング中10発! 大谷翔平の爽快なフリー打撃にド軍打撃コーチも驚嘆「ボールが本当に遠く、速く飛んでいく」

2024年2月13日(火)11時23分 ココカラネクスト

フリー打撃で爽快な音を響かせた大谷。打者としては完全に調子は上向いている。(C)Getty Images

 爽快な打撃音がアリゾナの空に響いた。

 現地時間2月12日に米アリゾナ州グレンデールの球団施設で、ドジャースの大谷翔平は今キャンプ初のフリー打撃を実施。強烈な当たりを次々に披露し、リハビリの影響を感じさせなかった。

【動画】推定140メートル弾も! 大谷翔平の161日ぶりの屋外打撃をチェック

 屋外でのフリー打撃は右脇腹を痛めた昨年9月4日(同5日)以来161日ぶり。手術後は当然、初めてだった。ゆえに本人も「ちょっと慎重気味に振りました」(米メディア『The Athletic』より)と言う。それでも記録した数値は圧巻で、21スイングで10本の柵越えをマーク。21スイング目に「90%ちょっとぐらいの力加減で」というスイングで捉えた打球は、バックスクリーン右へ消え、推定140メートル弾となった。

 復調ぶりも感じさせた大谷には、ドジャースのコーチ陣も太鼓判を押す。ロサンゼルスの日刊紙『Orange County Registar』の取材に応じたロバート・バンスコヨック打撃コーチは「彼は自分の過程が測定されるのを本当に大事にしている。だから彼はやること全てを測定している」と、データを細やかに確認する姿勢を称賛。そして、こうも続けている。

「身体もよく動いていて、(今日のフリー打撃は)素晴らしかったと思う。スイングもいいし、ボールも飛んでいて、調子はいいように見えた。彼のスイングはスピードと強さがあり爆発的だ。私自身、ボールが本当に遠く、速く飛んでいくところを見るのは間違いなく楽しかった」

 大谷本人も「中でも外でも比較的気になることなく振れているので、わき腹の方はまったく問題ないかなと思います」と自信を口にした。春季キャンプは序盤だが、「打者・大谷」は完全復活に向け、順調だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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