B1レバンガ北海道 「暴力的な行為」確認で建設会社とのパートナー契約解除 「看過できるものではない」

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　バスケットボールB1レバンガ北海道は8日、公式X（旧ツイッター）を更新し、「株式会社花井組」とのサポートシップパートナー契約を解除することを発表した。

　クラブは「株式会社花井組との契約解除について」とのタイトルで経緯を説明した。花井組は札幌市に本社を置く建設会社で公式サイトによると「創業88年目」。同社に関しては、社長と思われる人物が社員と思われる人物に暴行を加える動画がSNS上で拡散されており、クラブは「事実確認を行った結果、映像が花井組でのものであるとの確認が取れました。このような暴力的な行為は、スポーツの健全性や地域社会への信頼に著しく反するものであり、当クラブとしても看過できるものではありません」と報告した。

　事実確認が取れたことを受け「株式会社花井組とのサポートシップパートナー契約については、両社協議のうえ、契約を解除することといたしました」と表明した。また、「本件により、ファン・ブースターの皆さま、関係者の皆さまにご不安やご心配をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「レバンガ北海道は、プロスポーツクラブとして地域社会との信頼を礎に、今後もクラブ運営に努めてまいります」との姿勢を強調した。

　X上では「お金より信用を選択したのは素晴らしい判断」「子ども達も私達も安心して応援できます」などの声が寄せられた。クラブにはこの日までに多くの問い合わせが寄せられていたといい、8日未明には「本件の事実確認を行っている最中となっており、事実関係が明らかになり次第、クラブとして適切に判断をしてまいります」と投稿。ファンからは「すごく早くて本当に安心しました」と迅速な対応を称賛する声も集まった。