ドジャース大谷の10号 2階席上段まで飛ぶも「推定123メートル」 光検出の測距なら130メートルも
2025年5月8日(木)1時30分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ドジャース4—5マーリンズ(2025年5月6日 マイアミ)
ドジャース・大谷の10号本塁打はローンデポ・パークの右翼2階席上段まで飛んだにもかかわらず、なぜデータ解析システム「スタットキャスト」が算出した打球飛距離は403フィート(約123メートル)と平凡な数字だったのか。
大リーグ公式サイトのデータ分析担当、デービッド・アドラー記者は「打球を十分に追跡できなかった場合に鳴るアラームが鳴らなかった。かなり正確な推定距離」と説明した。
「スタットキャスト」によればメジャー全30球場で本塁打だった当たりで、同じ打球速度109マイル(約175キロ)、打球角度33度の打球の平均飛距離は約422フィート(約129メートル)。同記者は「450フィート(約137メートル)以上は飛んでいないが、LIDAR(光検出による測距)で測定すれば425フィート(約130メートル)ほど飛んだ可能性はある」と解説した。