ドジャース指揮官「“通常の先発”として捉えたい」今季初中5日の山本由伸に球数制限など設けず
2025年5月9日(金)9時14分 スポーツニッポン
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が8日(日本時間9日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦の試合前にメディア取材に対応。中5日で先発マウンドに上がる山本由伸投手(26)に言及した。
山本は今季、米本土で初登板となった3月28日(同3月29日)のタイガース戦から中6日登板を続けてきたが、今回初めて中5日でマウンドに上がる。
指揮官は「私としては、今回の登板を“通常の先発”として捉えたいと思っています。ここまでの調整の流れや仕上がり具合を見ても、彼はとても良い状態にあると思います。ですから、通常より登板間隔が1日短い点については、それほど考慮しないつもりです」とした。だからこそ、球数制限なども「ないです」と特別、制限を設ける予定もないとした。
全体的な投手起用に関しては「こちらとしては引き続き、投手をうまく組み合わせて対応していく必要があると思っています」とし「彼ら(ダイヤモンドバックス)の打線は、左打者と右打者のバランスが良く、速球に対して非常に積極的で、ボールを前に飛ばしてきますし、盗塁もうまい。だからこそ、彼らのタイミングを狂わせるような投球を心がけることが重要です。常にカウントを先行し、“ストライクを先に取る”という基本に忠実にやっていきたい」と語った。
同じナ・リーグ西地区で4位ながら19勝18敗と1つ勝ち越しているダ軍だけに「接戦になると思っています。彼ら(ダイヤモンドバックス)は、我々(ドジャース)との対戦になると特に力を発揮するように見えます。本当に運動能力の高いチームで、守備もしっかりしていますし、走塁もうまいです。投手同士のマッチアップも楽しみですし、全体として面白いシリーズになるでしょう」と語った。