【巨人】先発・赤星優志、5回2安打1失点で勝ち投手の権利 打線は増田陸の1号ソロなどで2得点
2025年5月9日(金)19時41分 スポーツ報知
力投する赤星優志(カメラ・清水 武)
◆JERA セ・リーグ ヤクルトー巨人(9日・神宮)
巨人は赤星優志投手が、3勝目を目指して中5日で先発。雨が降る中、2点の援護をもらい、5回まで2安打1失点で勝ち投手の権利を得た。
巨人は1回、先頭の泉口友汰内野手が左前打、キャベッジ外野手が四球で連続出塁したが、若林楽人外野手の送りバントは捕邪飛になり1死一、二塁。吉川尚輝内野手の二ゴロで2死二、三塁としたが、甲斐拓也捕手は中飛に打ち取られ、無得点。2回は1死から坂本勇人内野手が左翼線二塁打、増田陸内野手が右前打でつなぎ1死一、三塁とチャンスを広げたが、赤星優志投手のスクイズバントは3回ともファウルとなりスリーバント失敗(三振)。泉口は左飛に倒れ、この回も得点できなかった。
赤星は1回を2つの見逃し三振で3者凡退。2回は1死からオスナ内野手を四球で出したが、古賀優大捕手を三ゴロ併殺打に仕留めた。3回は3者凡退で終え、3回まで無安打無失点。
打線は3回2死から吉川尚輝内野手が四球で出塁し二塁盗塁。甲斐拓也捕手の打球は高く上がった内野への飛球だったが、遊撃が捕球できず失策となり、二塁から吉川が生還し、1点を先取した。さらに4回に追加点。1死から「8番・一塁」でスタメン出場の増田陸内野手が、ヤクルトの先発・高梨裕稔投手から左翼スタンドに1号ソロ本塁打。2点目をたたき出した。
赤星は4回に失点。1死からサンタナ外野手に死球を与え、茂木栄五郎内野手には左前打され一、二塁。内山壮真捕手の三ゴロを坂本勇人内野湯がはじき(失策)満塁。ここでオスナ内野手に左前タイムリーを打たれ、1点を返されたが、オスナ内野手を二ゴロ併殺打に打ち取り、1失点で踏ん張った。
5回の巨人は先頭のキャベッジ外野手が右前打で出塁したが、スタートを切って二塁へヘッドスライディングしたところに若林楽人外野手の打球が当たりアウト(記録は守備妨害、若林は二塁内野安打)となり1死一塁。後続が打ち取られ、無死の走者を生かせなかった。
5回の赤星は3者凡退に抑え、勝ち投手の権利を得た。